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『神は愛です。』

  ・・・聖書は神の本質について、こう語ります。

 

 私たちは、不完全ながらも人を愛することができます。ところで、なぜ私たちは人を愛することができるのでしょうか。それは、私たちが愛されてきたからです。愛されてきたことに気がついていない人は、愛することも愛されることも苦手ですが、愛されてきたことを知っている人は、愛することも愛されることも自然にできるものです。そういう人と一緒にいるとホッとします。その人には愛があるからです。

 

 でも私たちは、人の愛よりも遥かに大きな愛で、実は愛されているのです。それは神の愛です。キリスト教会の建物には必ずどこかに十字架が掲げられていますが、それは、忌まわしい磔刑の道具であった十字架が、主イエス・キリストにおいて、神の愛を象徴するものとなったからです。

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